暖房などで乾燥する冬こそ、気づかないうちに肌や息から水分が失われ、脱水症を引き起こしやすくなります。
成人の場合、1日に2~2.5リットルほどの水分がカラダの至るところから失われています。
食事から1リットルを補えているとすると、残りの1~1.5リットルは自分で意識して摂る必要があります。
胃が吸収できる水の量は30分~1時間に100ccほど。それ以上を摂っても吸収できず頻尿になってしまいます。
「のどが渇いたから飲む」ではなく、たとえば時間を見て1口含むなど、水分補給のタイミングを決めて生活習慣に取り入れましょうね。
なお、カフェイン飲料は利尿作用があり、脱水傾向になるため水分補給には向いていません。冷たい水も胃腸に負担をかけるため注意が必要です。
最適なのは白湯です。体温に近いほど吸収されやすくなります。
飽きたらゼリーや果物など味を変えて、健康な生活を送りましょう。